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2011年宇宙の旅(?)
エッセイ / TAKAHIRO AKIBA
 




 昨日は信州国際音楽村での私のレクチャーコンサート・シリーズの第3回目「宇宙への旅〜冬の夜の星空探訪」の本番がありました。既に、第1回「スコットランドへの旅〜メンデルスゾーンの見たスコットランド」、第2回「アルメニアへの旅〜聖なる秘境に響く歌」と回を重ね、音楽村の素晴らしいホール“こだま”の環境を贅沢に使って、少人数の受講者の方々と音楽を通して様々な世界を旅してみようというコンセプトのもと、知恵を絞って毎回の構想を練っているのですが、今回は二人の友人ピアニスト、藝大の同門生である相原一智君とエストニアン・ミュージック・プロジェクトでお馴染みの吉岡裕子さんをスペシャル・ゲストにお迎えして、グスターヴ・ホルストとウルマス・シサスクという二人の興味深い作曲家が描いた宇宙への旅へと皆様をお連れ致しました。

プログラム前半は、その夜の講座のテーマと演奏曲目、作曲者についてのお話をした後、ホルストの『惑星』から三曲を相原一智君と演奏し(彼とは12月20日のルーテル市ヶ谷センターでの演奏会でも同曲を共演します)、音楽村ご自慢(?)の巨大スクリーンに惑星の画像を映し出しての幻想的なステージとなりました。

そして、プログラム後半は、シサスクの連作ピアノ曲集『銀河巡礼』からのセレクションを私、相原君、吉岡さんのソロで演奏し、プログラムの中央ではシサスクの2台のピアノのための「北極星」(2004年作)を吉岡さんと演奏致しました。

実は数日前に吉岡さんから、「今度の音楽村でのレクチャー、聴きに伺うわね!」とのメールを頂き、透かさず「せっかくいらしてくださるのでしたら、飛び入りで是非演奏してください!」とメールをお返ししたのですが、その数秒後に快諾のお返事を頂いた時は、思わず「持つべきものは吉岡さん!」と、とても爽快な気持ちになりました。そして、彼女にとっては初めての経験となる音楽村のホールでの演奏であったにも関わらず、今回も真心の籠った「吉岡ワールド」を聴かせてくださり、その夜のステージに華を添えてくださいました。

このように、古くから気心の知れた音楽仲間たちとの演奏は、何にも代えがたく素敵なひとときであり、そうした和気藹藹たる高揚感の中で生まれ出てくる音楽は、大都市の演奏会場での張りつめた空気の中から生み出されるそれとは一味も二味も違ったものになります。そのような、人生にける“愉しみ”を共有できる友人に恵まれたことを、改めて、心から感謝する一夜となりました。

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心強い仲間と作り上げる時間は、音楽家にとって本当に嬉しいものですね!会の御成功おめでとうございます!
kanda (2011/12/15 1:57 AM)
温かいお言葉、痛み入ります!Kanda閣下にも是非いずれ(と言わず、近々w)音楽村デビューして頂きたく存じますw
akiva (2011/12/15 2:00 AM)
ありがとうございます。まずは「もぎり」からデビューさせて頂けたら、と思う次第です。
kanda (2011/12/15 2:01 AM)
なんたるご謙遜www是非とも、カンダーラ共和国大使館設立記念祝賀コンサート&レセプションを音楽村にて!
akiva (2011/12/15 2:04 AM)









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