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木々について
エッセイ / TAKAHIRO AKIBA
しかしながら、我が家は典型的な昭和型の家屋であるわけだが、自室の天井の材木の木目を眺めることは面白い。これらの模様は、海のようにもみえるし、風のようにもみえ、山々のようでもあり、妖怪の顔のようでもあるし、はたまた星雲や銀河のようでもある。そもそも、これらの木々は一体どこからきたのか。そもそも、一体、木とは何なのか。我々が知っていると思い込んでいる木の姿は、おそらく、我々人間が信じ込んでしまった「木」という概念そのものに過ぎない。木は本来、何者かによる手紙のようなものかもしれないし、彼らの上司たる地球の「恥ずかしい事実(?)」を暴露する週刊誌のようなものかもしれないし、はたまた「哲学者」か「小説家」かもしれないし、何らかの装置か宇宙基地かもしれないし、あるいは、「神」かもしれない・・・

もちろん、木は我々よりもよほど多くのことを知ってはいるのだろうが、それについて一言も語ろうとはせず、今日も天井から、窓辺から、床から、私の「あーでもない、こーでもない」を無言で見張っている。
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